米焼酎は、独特な風味と香りで多くの人々を魅了しています。
しかし、銘柄が多くて、選ぶのはなかなか大変ですよね。
そこでこの記事では、焼酎ソムリエ金子徹郎が2022年10月1日から2023年11月26日まで試飲した35銘柄の中から、とくにオススメの10銘柄を紹介します。
※「2022年オススメの米焼酎10選!特徴・魅力や選び方をご紹介!」が2021年5月8日~2022年9月25日までに米焼酎を実際に飲んで公開した記事だったので、2023年は2022年10月1日から飲んだ焼酎で選出しました。
選び方の重要なポイントは、麹の種類・米の品種・産地の特色です。
これらは、米焼酎の味わいや香りに大きな影響を与えます。
自分好みの米焼酎を見つけるためには、これらの要素を理解することが大切です。
美味しい飲み方や食事とのペアリング方法も紹介します。
米焼酎初心者から米焼酎ファンまで幅広くお役立ていただける内容です。
この記事を読めば、米焼酎の選び方のコツや楽しみ方も学べるため、米焼酎の世界をより深く、楽しく探求できるでしょう。
━ このページの目次 ━
米焼酎の基本知識
米焼酎は、日本の伝統的な酒のひとつとして知られています。
豊富に種類があり深い味わいを楽しめ、幅広い焼酎ファンを魅了し続けています。
ここでは、米焼酎の基本的な特徴をわかりやすく解説しますね。
米焼酎は、その名の通り米を主原料としています。
日本酒と異なり、蒸留によって製造されるため、特有のクリアな風味が楽めるんです。
米焼酎を選ぶ際の重要な3つの要素は、麹の種類・米の品種・産地です。
これらは、それぞれの米焼酎が持つ独特の特徴を生み出します。
ここを読むことで、米焼酎についての基本的な知識を得れるでしょう。
米焼酎の魅力と特徴
米焼酎は、日本の伝統的な蒸留酒です。
独特の風味と深い味わいで、多くの焼酎ファンを魅了しています。
ここでは、米焼酎の基本的な特徴と魅力を掘り下げて解説しますね。
米を主原料に使用することが、米焼酎の最大の特徴で、米本来の甘みや香りが際立ちます。
蒸留によって作られるため、アルコール度数が高く、日本酒と比べて味わいが濃厚です。
製造過程での麹の種類は、味わいに大きく影響します。
白麹を使った米焼酎は、すっきりとした味わいが特徴です。
黒麹を使用すると、より濃厚でコクのある味になります。
米の品種や蒸留方法の違いも、米焼酎の多様性を生み出します。
山田錦や五百万石などの品種には、それぞれ独特の特徴があります。
常圧蒸留と減圧蒸留の違いも、味わいに影響する重要な要素です。
米焼酎発祥の地とその歴史
日本最古の焼酎は球磨焼酎と言われており、熊本県南部の人吉球磨地方では、室町時代から米焼酎造りが行われてきました。
日本で最古の「焼酎」という記述は、1954年(昭和29年)に鹿児島県大口市郡山八幡で発見されました。
この記述は、建物の改修中に見つかった木札の落書きに「神社の座主が大変なケチで、焼酎を一度も振る舞ってくれなかった」という宮大工の不平が記されていました。
1559年(永禄2年)の藩主の相良氏の最盛期で、領地は現在の鹿児島県の大口市周辺にまで及んでいて、東南アジアや大陸との交易を通じて、蒸留技術を取り入れたのがきっかけと言われています。
この時代にはすでに相良氏の領地で、焼酎が庶民の楽しみとして広く浸透していたことがわかります。
残念ながら、この落書きからは原料や味わいについては具体的にはわかりません。
しかし、当時サツマイモが日本に渡来していないことを考えると、記述された焼酎は米や雑穀を原料とした焼酎である可能性が高いです。
1546年に、ポルトガルの探検家ジョルジェ・アルバレスがフランシスコ・ザビエルに送った報告には、米から作られた蒸留酒の「オラーカ」の存在が記されていたんですね。
米焼酎と日本酒の違い
米焼酎と日本酒は、日本の伝統的な酒類です。
それぞれの製造方法・原材料・味わいには明確な違いがあります。
これらを理解することで、米焼酎の魅力が深まります。
原材料の違いから見てみましょう。
米焼酎は、米を主原料とし、麹と水を加えて発酵させた後、蒸留して作ります。
一方、日本酒は米と麹と水を使い発酵させますが、蒸留はしません。
蒸留の有無が、両者の大きな違いとなります。
製造過程も異なります。
米焼酎は蒸留でアルコール度数が高く、清潔でドライな味わいに仕上がるのが特徴です。
一方、日本酒は発酵だけでアルコールが生成され、比較的低いアルコール度数と、米の甘みや旨味が味わいに仕上がるのが特徴です。
味わいにおいても違いがあります。
米焼酎は蒸留によるクリアな味わいと香り、スッキリとした口当たりが魅力です。
日本酒は米の旨味と麹の甘みが融合し、まろやかで深い味わいを楽しめます。
米焼酎の選び方
米焼酎選びは、豊かな味わいと香りを理解することが重要です。
米焼酎は製造方法や原材料の違いにより、個性が異なります。
ここでは、米焼酎の選び方の基本を紹介します。
麹の種類を理解することは基本中の基本です。
麹は味わいに大きく影響し、白麹・黒麹・黄麹などがあります。
それぞれが異なる風味を生み、米焼酎の味わいのバラエティーを創り出します。
米の品種にも注目しましょう。
使用される米により、焼酎の味わいは変わります。
たとえば、甘みのある米を使用した焼酎は、まろやかな口当たりになります。
産地も重要なポイントです。
米焼酎の産地には特色があり、地域ごとに水質や気候が独特の味わいを生み出します。
ここを読めば、米焼酎選びの基本を理解でき、自分の好みに合った焼酎を、見つける知識を得れます。
麹の種類とその影響
米焼酎の魅力は、使われる麹の種類によって大きく変わります。
主に使われる白麹・黒麹・黄麹に焦点を当て、それぞれの独特の特徴と魅力を紹介しますね。
(※スマホで観覧の場合スワイプすると表が動きます。)
白麹:クリアでスッキリした味わい。 | 白麹は、透明感のある色から名付けられました。 白麹を使った焼酎は、クセが少なく飲みやすいため、幅広い層に愛されています。 白麹の焼酎は、ストレートはもちろん、水割りやお湯割りなど、さまざまな楽しみ方があります。 |
---|---|
黄麹:華やかな香りと淡麗な味わい。 | 黄麹は日本酒製造にも使用され、特性を米焼酎にも活かしています。 黄麹から生まれる焼酎は、吟醸香と淡麗な味わいが特徴で、日本酒好きにもオススメです。 特に和食や海鮮料理との相性が抜群です。 |
黒麹:濃厚なコクと旨味。 | 黒麹は、芳醇な香りと濃厚なコク、旨味が際立つ特徴を持っています。 黒麹を使用した焼酎は、味わい深く、口の中で豊かな香りが広がります。 肉料理や濃厚な味の料理と組み合わせると、その味わいがさらに引き立ちます。 |
これらの麹を使用した焼酎を選ぶ際は、ご自身の好みや食事とのペアリングを考慮してください。
米焼酎の奥深い世界を、この機会にぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?
米の品種と味わいの違い
米焼酎の豊かな味わいを引き出すのは、使用される米の品種です。
それぞれの品種には独自の特徴があり、それが焼酎の風味や口当たりに大きく影響を及ぼします。
米焼酎で一般的に使われる品種は「ヒノヒカリ」です。
白米としても人気の「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」や、日本酒造りに用いられる「山田錦」や「五百万石」などの酒造好適米を使用した米焼酎などがあり、それぞれの特性を活かした独自の味わいが楽しめます。
(※スマホで観覧の場合スワイプすると表が動きます。)
ヒノヒカリ:バランスの良い味わい | 「ヒノヒカリ」は、米焼酎において人気の高い品種です。 バランスの取れたまろやかさと、しっかりとした米の風味が特徴で、穏やかな甘みと軽やかな口当たりが魅力です。 |
---|---|
コシヒカリ:清酒を思わせる「吟醸焼酎」 | 「コシヒカリ」を使った焼酎は、越後の清酒を思わせる淡麗で上品な味わいが特徴です。 そのすっきりとした口当たりは、「吟醸焼酎」とも呼ばれるほどの品質を誇ります。 |
ひとめぼれ:スッキリと淡麗な味わい | 「ひとめぼれ」から作られる焼酎は、米の清涼感あふれる味わいと淡麗で洗練された風味が際立ちます。 食事を邪魔しない優しい味わいで、多くのファンを魅了しています。 |
山田錦:「酒米の王様」ならではのまろやかな風味 | 「山田錦」は「酒米の王様」として知られ、豊かな香味が特徴です。 甘味・辛味・酸味のバランスが絶妙な焼酎は、うまみが広がる豊かな味わいを提供します。 |
五百万石:クセのないすっきりとした味わい | 新潟県の酒米「五百万石」を使った焼酎は、クセがなくすっきりとした味わいが特徴です。 幅広い層に愛されるこの焼酎は、特に新潟県の米生産量を記念して名付けられました。 |
これらの米の品種を理解することで、米焼酎の世界をより深く楽しめます。
各品種の特性を活かした焼酎選びで、あなたの晩酌がさらに豊かになることでしょう。
産地による特色
米焼酎の魅力は、産地ごとのことなる特徴を楽しめることです。
日本各地で生産される米焼酎は、地域の気候・水質・土壌・製造方法の違いにより、独自の風味と個性を生み出します。
熊本県の米焼酎
熊本県で造られる米焼酎は、清らかな水源と高品質な米によって特徴づけられています。
熊本は米の生産地としても名高く、球磨焼酎が有名で、まろやかでやわらかな口当たりが魅力です。
伝統的な製法を守り、低温長期発酵でじっくりと造られることが多いです。
宮崎県の米焼酎
宮崎県の米焼酎は、豊かな自然環境で育まれた米を使用し、フルーティーな味わいが特徴です。
多様な酵母を用いることで、個性豊かな味わいが生まれます。
鹿児島県の米焼酎
鹿児島県では、芋焼酎ほど有名ではありませんが、質の高い米を使った焼酎が造られています。
鹿児島の米焼酎は、力強い味わいとキレの良さが特徴で、辛口でスッキリとした飲み口が楽しめます。
鹿児島県の温暖な気候が、米焼酎の発酵過程に良い影響を与えているとされます。
兵庫県の米焼酎
兵庫県は日本酒の名産地としても有名で、その技術が米焼酎にも活かされています。
兵庫の米焼酎は、繊細かつ複雑な味わいが魅力で、米本来の甘みや香りをしっかり感じられます。
とくに、山田錦などの高品質な酒米を使用することで、上品な味わいが生まれています。
各地域で生産される米焼酎は、地域固有の特性や技術、歴史により異なる特徴を持ちます。
それぞれの特色を理解しながら、好みに合った米焼酎を選んでみてください。
米焼酎の美味しい飲み方
米焼酎を最大限に楽しむためには、適切な飲み方を知ることが重要です。
米焼酎は飲み方によって、異なる味わいや香りを楽しめます。
ここでは、米焼酎の美味しい飲み方を紹介します。
最もシンプルな飲み方は「ストレート」です。
米焼酎本来の味わいをダイレクトに感じられ、繊細な香りや風味を満喫できます。
「ロック」は、米焼酎の味わいをまろやかにし、暑い季節にぴったりです。
「水割り」では、強い味わいを和らげ、食事との相性が高まります。
寒い季節には「お湯割り」がオススメです。
香りが引き立ち、体を温める効果も期待できます。
「ソーダ割り」は、爽快感があり、飲みやすいのが特徴です。
これらの飲み方を試すことで、米焼酎の多様な魅力を発見できます。
ここを読めば、米焼酎の基本的な飲み方を知ることができます。
基本的な飲み方のストレート、ロック、水割り
米焼酎を楽しむための基本的な飲み方には、ストレート・ロック・水割りがあります。
これらは、米焼酎の繊細な味わいと香りを異なる方法で楽しむことを可能にします。
ストレート:米焼酎の本質的な味わいを直接感じられる飲み方です。
温度や水の添加による変化がなく、純粋な米焼酎の風味を堪能できます。
微妙な香りや味のニュアンスを深く理解するのに適しています。
ロック:氷を加え、米焼酎をまろやかにし飲みやすくします。
氷が溶けるにつれて味わいが変化し、異なる風味を楽しめます。
暑い季節には、ロックでの飲用が爽快感をもたらします。
水割り:アルコール度数を下げ飲みやすくする方法です。
基本的な割合の「焼酎:6、水:4」で水で割ることです。
水を加えることで香りが広がり、味わいがやわらかくなります。
食事との組み合わせには、水割りがオススメです。
※さらに詳しく本格焼酎の基本的な詳しい飲み方を知りたい方は「焼酎の基本的な6つの飲み方」の記事を参照ください。
お湯割りとソーダ割りのコツ
米焼酎を楽しむ際、お湯割りとソーダ割りは人気の飲み方です。
これらの方法では、米焼酎の味わいを変え、異なる楽しみ方を提供します。
お湯割りのコツ
米焼酎に熱湯を加えることで香りを引き立て、味わいをまろやかにすることです。
飲み方のポイントは先にお湯を入れて後から焼酎を入れることです。
お湯の温度は75度前後が最適で、米焼酎の香りが広がり、味わいがやわらかくなります。
寒い季節には体を温める効果もあり、リラックスした時間に最適です。
ソーダ割りのコツ
米焼酎に炭酸水を加えて爽快感と軽やかな味わいを楽しむことです。
炭酸の強さと焼酎の種類がポイントです。
強炭酸ほど爽快感が増し、米焼酎の味わいを引き立てます。
焼酎と炭酸水の定番な割合は「焼酎:1、ソーダ水:2」です。
暑い季節や食事の合間に飲むのに適しており、食欲をそそる効果もあります。
焼酎ファンのためのペアリング提案
焼酎愛好家の皆さんに、美味しい米焼酎と料理のペアリング提案をします。
米焼酎は独特の味わいで、多様な料理との相性探りが楽しいです。
米焼酎と相性の良い料理選びのポイントをご紹介します。
米焼酎のやわらかな味わいと香りは、とくに和食と相性が良いです。
たとえば、焼酎のまろやかさが引き立つ豆腐やお刺身など、素材の味を生かした料理との組み合わせがオススメです。
さらに、焼酎の種類によっては、肉料理や濃厚な味の料理とも合います。
ここを読むことで、普段の食事がより特別なものに変わるでしょう。
食事との相性
米焼酎を単独で楽しむのも素晴らしいですが、料理との組み合わせで新たな味わいの世界が開かれます。
料理とのペアリングは食事をより楽しいエンターテインメントに変えることができます。
私は飲食店でのバイト経験と厨房での修業を通じて料理の技術を磨きました。
ここでは、趣味で焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュとして研究している料理の中から、米焼酎に合う料理を簡単に紹介します。
これらの情報を通じて、あなたの米焼酎体験がより豊かになることを願っています。
和食や米や大豆を使った料理
米焼酎の甘みは、あっさりした味の和食や米、大豆を使った料理と非常に相性が良いです。
たとえば、魚の味噌煮やトマトとしらすの和風めんつゆマリネ・長芋とまぐろのピリだし和え・たらと豆腐のおろし煮・揚げかれいのおろしがけ・豆とひじき煮・豆とトマトのマリネなどがオススメです。
これらのあっさり味の料理との組み合わせが、米焼酎の味わいを引き立てます。
素材の味わいを活かした料理
米焼酎は、素材の味わいをシンプルに活かした料理とも非常に相性が良いです。
刺身やふろふき大根・ホウレン草や菜の花などのおひたし・野菜の揚げ浸しといった料理がオススメです。
これらの料理は、素材本来の味わいを楽しめ、米焼酎とのペアリングが楽しめます。
イタリア料理
米焼酎は濃厚でありながらスッキリとした味わいのイタリア料理とも相性が良いです。
とくに、たっぷりのチーズを使った魚のリゾット・カルボナーラ・ボンゴレ・鮭のムニエルなどがオススメです。
これらのしっかりした味わいの料理と合わせることで、米焼酎の楽しみ方が広がります。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュが実際に飲んでオススメする本格米焼酎10選
そこでは、焼酎ソムリエ金子徹郎が2022年10月1日から2023年11月26日まで試飲した35銘柄の中から、とくにオススメの10銘柄を紹介します。
選ばれた銘柄は、当サイトの「美味しい焼酎FUN!!独自の焼酎の味わい指標」のかるそざ系・かるフル系・おもフル系・おもそざ系の中から厳選。
おもそざ系は1銘柄ですが、その味わいの深さから選出しました。
これらの銘柄は、それぞれ独自の風味と個性を持ち、幅広い米焼酎ファンから支持を受けています。
初心者から焼酎ファンの方まで、多くの人に楽しんでいただける米焼酎をラインナップしました。
ここでは、実際に試飲した経験をもとに、各銘柄のオススメの飲み方をご紹介します。
甘み・香り・口当たりなど、各銘柄の特徴を理解し、好みに合わせた米焼酎を見つける手助けになるでしょう。
また、どのような人に、どのような飲み比べセットでプレゼントが良いかも解説しています。
ここを読むことで、自分に合った一本を見つけることができるでしょう。
米焼酎選びに迷う方や新しい銘柄を探している方にも、きっと役立つ内容です。
美味しい焼酎FUN!!独自の焼酎の味わい指標について
当サイトの「美味しい焼酎FUN!!独自の焼酎の味わい指標」で米焼酎の味を分類すると、以下のような味わいの違いに分類されます。
(※スマホで観覧の場合スワイプすると表が動きます。)
かるそざ系(辛口タイプ) | 米特有の香りと濃醇な丸みある味わいを楽しめる常圧蒸留で醸した本格米焼酎 |
---|---|
かるフル系(甘口タイプ) | 吟醸香の芳香と端麗な味わいを楽しめる減圧蒸留で醸した本格米焼酎 |
おもフル系 | 長期貯蔵の味わいを楽しめる本格米焼酎 |
おもそざ系 | 飲みごたえがあって素材の味と個性を楽しめる本格米焼 |
自分の好きな本格米焼酎の銘柄の記事にある「美味しい焼酎FUN!!独自の焼酎の味わい指標」を見て、そのタイプの本格米焼酎を探すことで、自分の好きなタイプの本格米焼酎に出会う確率が上がります。
かるフル系の本格米焼酎3選
【米焼酎】天吹酒造の「天吹 吟醸粕取り焼酎」
厳選した佐賀平野で収穫された酒米を原料に、脊振山(せきふりさん)系の透明度が高くミネラル分たっぷりのまろやかな水を伏流水に使い、減圧蒸留で醸し、かめ壺で1年以上貯蔵して出来た本格米焼酎です。
純米吟醸の香り高い成分と、お米のエキスがたっぷり詰まった酒粕を原料に用いて、かめ壺貯蔵の後に貯蔵タンクで数年熟成熟成させることで、香りと味に丸みを感じるように仕上げた逸品です。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎 天吹 吟醸粕取り焼酎のオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述した米焼酎が好きな人に、米焼酎の「吟香露」「吟香室町」と一緒に、酒粕を使っている米焼酎の飲み比べセットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
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天吹 吟醸粕取り焼酎 25% 720ml
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天吹 吟醸粕取り焼酎 25% 1800ml
酒造会社サイトの定価:¥2,640(税込)+酒造メーカーサイトは送料¥1.331~
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【米焼酎】福田酒造の「球磨焼酎 花」
500年の歴史ある球磨焼酎の伝統技術を駆使して、原料は厳選した国産米100%を使用し、華やかな香りとフルーティーな味わいを生み出す熊本酵母を用いて、低温で減圧蒸留して出来た本格米焼酎です。
他では味わえない、柔らかな香りと軽やかな甘さが絶品です。
銘柄の「花」は「まるで花のように美しい味わいを持つ」というところから、命名されました。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎花のオススメの飲み方TOP3
3位:水割り
2位:ソーダ割り
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【米焼酎】房の露の「吟醸房の露」
原料には純国産の酒造好適米と球磨川の上流の地下水を使用し、清酒造りにも使われる黄麹と吟醸酵母として有名な9号酵母を用い、典雅な風味と香りに仕上げた本格米焼酎です。
こしひかりを60%に精製し醸造し、低温発酵させることで、上質の香りと味わいを楽しめる逸品です。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎 吟醸房の露のオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
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かるそざ系の本格米焼酎3選
【米焼酎】府中誉の「渡舟 純米焼酎 吟垂れ」
幻の酒米「渡船」の復活栽培に成功した地酒蔵の府中誉が、酒造好適米の山田錦の親品種にあたる「渡船」で仕込んだ本格純米焼酎です。
清酒の渡舟で使用している醪(もろみ)を、低温で時間をかけて減圧蒸留し、酒米「渡船」の特徴が活かした味わいに仕上げた逸品です。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎 渡舟 純米焼酎 吟垂れのオススメの飲み方TOP3
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茨城県 府中誉 渡舟【わたりぶね】吟垂れ 純米焼酎 25度 720ml
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【米焼酎】瑞鷹の「あそびじん」
厳選した米と米麴を使い、九州山地と阿蘇のカルデラ台地から湧き出る豊富な伏流水を、仕込み水にして造った本格米焼酎です。
どんな飲み方でも美味しく飲めるように、焼酎の特徴と酒質にこだわった逸品です。
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【米焼酎】千代むすび酒造の「古酒 猫また焼酎」
ゲゲゲの鬼太郎お酒シリーズを造る千代むすび酒造が、日本酒蔵が酒造りの伝統技術を駆使して、手間のかかる常圧蒸留で醸して造られた本格米焼酎です。
5年間の間熟成させた古酒なので、まろやかな味わいが絶品の味わいを楽しめます。
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おもフル系の本格米焼酎3選
【米焼酎】大石酒造場の「呑舞盃」
厳選した国産米と米麴を使い、昔ながらのかめ壺で仕込まれた原酒を、樫樽で3年の間じっくりと長期貯蔵・熟成させた本格米焼酎です。
樫樽で貯蔵しているからこそ生み出した、ふくよな香りと深い味わいを楽しめる逸品です。
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【米焼酎】小正醸造「メローコヅル エクセレンス」
日本で初めての長期熟成米焼酎を生み出した小正醸造が、メローコヅルの誕生から試行錯誤を重ね誕生した本格米焼酎です。
吟味厳選した米を原料に、素材の味わいを引き出す常圧蒸留で醸し、オーク樽で6年間長期貯蔵・熟成させ深い味わいに仕上げました。
この焼酎の特徴は試行錯誤の末、3回蒸留することで香味の調和を保ったままアルコール度数を上げることに成功し、41度というアルコール度数を感じさせない、まろやかな口当たりを実現させた逸品です。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎 メローコヅル エクセレンスのオススメの飲み方TOP3
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この焼酎を贈答品として贈るとしたら、長期貯蔵酒が好きな人に、米焼酎の長期貯蔵酒の「本吟 六調子」と一緒に格別な味わいの長期貯蔵酒の飲み比べセットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
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【米焼酎】常楽酒造の「ザ 人吉 3年熟成」
熊本県の人吉市にある、国宝の青井阿蘇神社の近くにある、蔵元屋の店主 田中裕二 氏。
500年の歴史があり、球磨焼酎の伝統技術をもつ常楽酒造の杜氏。
2社がコラボレーションし、厳選した原料で仕込み、樫樽で異なる年月で長期貯蔵・熟成させ、仕上げた至極の逸品。
ザ・人吉シリーズの特徴は、3年・5年・7年・15年ものが商品化されているので、熟成期間によって異なるコクや風味を楽しめます。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎ザ・人吉 3年熟成のオススメの飲み方TOP3
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おもそざ系の本格米焼酎1選
【米焼酎】那須酒造の「球磨乃泉 常圧」
厳選された地元産の米を原料に、麹蓋(もろぶた)を使い手造りで造った麴を使用し、伝統的な常圧蒸留で醸し、かめ壺で仕込んで出来た本格米焼酎です。
米焼酎の聖地の熊本県の球磨地方の、500年の歴史をもつ伝統技法を昇華させ、五感を研ぎ澄まし、すべての工程を手造りで造った魂の籠った逸品。
長期貯蔵・熟成させることで、まろやかな味わいと甘みを実現し、やさしく飲み飽きのこない球磨焼酎です。
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米焼酎に関してのよくある質問と回答
Q: 高級米焼酎の特徴は何ですか?
A: 高級米焼酎の品質は、選りすぐられた原料米、熟練の蒸留技術、長期熟成によって決まります。
これらの焼酎は、深みのある味わいと複雑な香りが特徴で、充実した飲みごたえを提供します。
また、贈答品としても好まれるため、パッケージデザインにもこだわりが見られます。
とくに長期貯蔵にこだわりをもった「本吟 六調子」の深い味わいは焼酎ファンを唸らせ、且つ、パッケージのデザインは、人間国宝芹沢珪介(せりざわ けいすけ)氏がデザインしているので、贈答品としてオススメです。
Q: 安くて美味しい米焼酎の選び方は?
A: コストパフォーマンスの高い美味しい米焼酎を選ぶ際は、生産地や蔵元の評判、使われている米の種類に注目しましょう。
口コミやレビューも参考になります。
また、価格帯に応じたおすすめの商品リストを参照するのも良い方法です。
有名な銘柄でご紹介するとしたら、繊月酒造の「繊月」高橋酒造の「白岳しろ」八海醸造の「よろしく千萬あるべし」などが、お手頃価格の米焼酎なのでオススメです。
Q: 米焼酎をプレゼントする際のおすすめはありますか?
A: プレゼント用の米焼酎を選ぶ際は、受け取る人の嗜好を考慮することが重要です。
フルーティーで飲みやすいものから、熟成された深い味わいのものまで、多様なタイプがあります。
特別なパッケージや限定品など、見た目にもこだわった商品を選ぶと、受け取る人に喜ばれるでしょう。
味わいに関しては、プレゼントする方の普段飲んでいる米焼酎の銘柄を聞いて「美味しい焼酎FUN!!独自の焼酎の味わい指標」を調べて、「こんな人にオススメ」にて提案している飲み比べセットか、飲んでいる焼酎と同じ指標の焼酎を選ぶのをオススメします。
まとめ
この記事では、2023年に実際に試飲したオススメの米焼酎10銘柄を紹介しました。
それぞれの特徴や魅力、選び方について詳しく解説しました。
米焼酎の基本知識から始め、その歴史や製造過程をお伝えしました。
さまざまな種類や産地の特色も紹介し、自分に合った米焼酎の選び方についても触れています。
また、米焼酎の美味しい飲み方についてもお伝えしました。
ストレートやロック、水割りなどの基本から、お湯割りやソーダ割りのコツまで、さまざまな飲み方を紹介しました。
さらに、食事とのペアリングについてもアドバイスを加え、米焼酎の魅力を最大限に引き出す方法をご紹介しています。
この記事を通じて、米焼酎初心者から焼酎ファンの方まで、米焼酎の深い世界を広げる一助となれば幸いです。