2021年5月8日にサイトをリリースしてから、焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子徹郎が飲んだ本格焼酎は381銘柄。
そして、2024年は2024年1月1日~2024年12月29日までに実際に飲んで記事を公開した銘柄が、芋焼酎27銘柄・麦焼酎24銘柄・米焼酎22銘柄・そば焼酎14銘柄・黒糖焼酎17銘柄で合計104銘柄の中から、最も印象に残った各素材の焼酎を10銘柄選びました。
焼酎は、麹の種類や素材、さらに飲み方によって味わいが大きく変わるお酒です。
この記事では、その違いを詳しく解説しながら、選び抜いたオススメの銘柄10選をご紹介します。
「焼酎に興味があるけれど、何を選べば良いかわからない」「もっと焼酎の魅力を知りたい」という方にも楽しんでいただける内容です。
味わいの違いを知ることで、焼酎選びがより楽しくなるはずです。
ぜひ、最後までご覧ください。
━ このページの目次 ━
麹で変わる味の違い
焼酎の味わいに大きな影響を与える要素の一つが「麹」です。
麹は原料を発酵させるために必要なもので、種類によって風味や香りが大きく変わります。
本格焼酎では主に「黄麹」「黒麹」「白麹」の3種類が使われ、それぞれ異なる個性を持っています。
黄麹:華やかでフルーティーな味わい
黄麹はもともと日本酒作りに使われてきた麹です。
黄麹を使った焼酎は、まろやかでフルーティーな風味が特徴です。
口当たりが柔らかく、優しい味わいに仕上がります。
華やかな香りとフルーティーな味わいは、焼酎初心者の方にも飲みやすく、おすすめです。
黒麹:深みのあるコクと力強い味わい
黒麹は、古くから使われてきた麹です。
黒麹を使った焼酎は、深いコクと芳醇な香りが特徴です。
発酵が安定しやすく、素材の風味をしっかり引き出します。
白麹:すっきり爽やかな飲み口
白麹は、現在最も多くの焼酎に使われています。
白麹を使った焼酎は、すっきりとした味わいと爽やかな香りが特徴です。
軽やかでクリアな飲み口は、多くの人に親しまれています。
麹で広がる焼酎の楽しみ方
このように、麹の種類によって焼酎の味わいは大きく変わります。
- 黄麹は華やかでフルーティー
- 黒麹は深みのあるコク
- 白麹はすっきり爽やか
自分の好みに合った麹を選ぶことで、焼酎の奥深い魅力をより楽しむことができます。
次回焼酎を選ぶ際には、ぜひ麹にも注目してみてください。
素材で変わる味の違い
本格焼酎の大きな魅力の一つは、原料によってまったく異なる味わいが楽しめることです。
芋、麦、米、そば、黒糖といった主要な素材にはそれぞれ個性があり、焼酎好きなら一度は試したくなる魅力があります。
それでは、素材ごとの特徴と代表的な銘柄を詳しくご紹介します。
芋焼酎:芳醇な香りと甘みが特徴
芋焼酎は、サツマイモを原料として作られる焼酎で、独特の甘い香りとコク深い味わいが魅力です。
この焼酎の味わいを決定づけるのが、原料となるサツマイモの品種です。
焼酎用として特によく使われるのが「ジョイホワイト」と「黄金千貫(こがねせんがん)」です。
「ジョイホワイト」は、マイルドで飲みやすい芋焼酎を生み出すのに適しており、一方の「黄金千貫」は、フルーティーで香り高い芋焼酎を作る際によく使用されます。
さらに、紅芋品種である「アヤムラサキ」や「ムラサキマサリ」を使うと、赤ワインを思わせるようなフルーティーな香りの焼酎に仕上がります。
芋焼酎は、品種ごとの風味の違いを楽しめるのが特徴であり、味わいのバリエーションが豊富です。
どの品種を選ぶかで、焼酎の個性が大きく変わるため、選ぶ楽しみもまた芋焼酎の醍醐味と言えるでしょう。
麦焼酎:香ばしさとすっきりとした飲み口
麦焼酎は、大麦を原料として作られる焼酎で、香ばしい香りとすっきりとした飲みやすさが特徴です。
この焼酎には、味わいのタイプによってさまざまな魅力があります。
「甘口タイプ」は、まろやかで軽やかな甘さが広がり、香りにクセが少ないため、初心者にも親しみやすい味わいです。
一方、「辛口タイプ」は、軽く香ばしい香りが特徴で、濃醇な旨みをしっかり楽しめるのが魅力です。
さらに、麦麹を使うことで、大麦本来の風味が際立ち、より深みのある味わいが生まれます。
そのため、麦焼酎は初心者から焼酎通まで幅広い層に愛されています。
米焼酎:すっきりとした上品な味わい
米焼酎は、米を原料に使った焼酎で、日本酒に似たすっきりとした風味が特徴です。
その繊細で上品な味わいは、精米歩合や使用される米の種類によって大きく変化します。
「甘口タイプ」の米焼酎は、甘くフルーティーな味わいが魅力で、飲みやすさから幅広い層に人気があります。
一方、「辛口タイプ」の米焼酎は、米特有の芳醇な香りとキリッと引き締まった濃醇な味わいが楽しめるため、しっかりした飲み応えを求める方にオススメです。
そば焼酎:独特な香りと爽やかな味わい
クセが少なく飲みやすいので、焼酎初心者からそば好きの方まで幅広く楽しむことができます。
その味わいは、柔らかい口当たりの中にほんのりとした甘みが感じられ、そばならではの奥深いコクが広がります。
他の焼酎とは一味違った個性を持ちつつも、あっさりとした仕上がりなので、食事と合わせても相性が良いのが魅力です。
黒糖焼酎:甘い香りとまろやかなコク
黒糖焼酎は、黒糖を原料に使用した奄美群島の特産品です。
その特徴は、甘い香りとまろやかなコクにありますが、後味はすっきりとしており、飲みやすさも兼ね備えています。
黒糖のやさしい風味が程よく残るため、初心者にも親しみやすく、焼酎通の方にも楽しんでいただける個性があります。
また、まろやかで上品な味わいが、食事のお供にもぴったりです。
奄美群島が育む独特の風味をぜひ味わってみてください。
飲み方によって変わる味わいの違い
焼酎の魅力のひとつは、飲み方を変えるだけでまったく違う味わいを楽しめることです。
季節や気分、食事に合わせて飲み方を選べば、さらに焼酎の楽しみ方が広がります。
ここでは、代表的な6つの飲み方とそれぞれの特徴をご紹介します。
ストレート:焼酎の個性をそのまま楽しむ
焼酎をそのまま飲むストレートは、焼酎本来の風味や香りを最も感じられる飲み方です。
特に芳醇な香りや複雑な味わいを持つ高級焼酎におすすめです。
飲む際は、室温や少し冷やした状態がベストです。
小さなグラスを使い、少量ずつゆっくりと味わうことで、焼酎の個性を存分に堪能できます。
ロック:爽やかな冷たさとキレを味わう
ロックは焼酎を氷で冷やして飲む方法です。
氷が少しずつ溶けることで、焼酎の刺激が和らぎ、まろやかな味わいになります。
大きめの氷を使うのがポイントです。
氷がゆっくり溶けるため、焼酎が薄まりすぎず、香りや味をしっかりと楽しめます。
暑い季節や食前酒にぴったりの飲み方です。
水割り:まろやかで飲みやすい味わい
水割りは焼酎に水を加えることで、アルコールの強さを和らげ、まろやかな口当たりを楽しむ方法です。
基本的な割合は「焼酎:6、水:4」です。
水は軟水を使うと、焼酎本来の風味を損なわず、よりおいしく仕上がります。
芋焼酎や黒糖焼酎のように個性が強い銘柄も、水割りにすることで優しい味わいになります。
ソーダ割り:さっぱり爽快な飲み心地
ソーダ割りは炭酸水で割る飲み方です。
炭酸の刺激が焼酎の香りを引き立て、爽やかな飲み口を楽しめます。
定番な割合は「焼酎:1、ソーダ水:2」です。
夏場や食事中に合わせるのに最適で、焼酎が苦手な方でも飲みやすくなります。
お湯割り:香り立つ優しい温かさ
お湯割りは焼酎にお湯を加えることで、焼酎の香りを引き立たせ、体を温める飲み方です。
はじめに注ぐお湯の温度は70度~80度にするのがポイントです。
熱すぎると香りや風味が飛んでしまうため、適温を守りましょう。
特に冬場やリラックスしたい夜にぴったりの飲み方です。
穏やかな香りを持つ麦焼酎や米焼酎がよく合います。
カクテル:自由な組み合わせで新しい味わい
カクテルは焼酎にソーダや果汁などを組み合わせて、新しい風味を作り出す飲み方です。
例えば、焼酎とソーダ水にレモンを加えた「サワー」や、芋焼酎をジンジャーエールで割った「芋ジンジャー」などが人気です。
焼酎初心者や新しい飲み方を試してみたい方にもおすすめです。
具体的な最適なの飲み方を知りたい方は「焼酎の基本的な6つの飲み方」を参照ください。
美味しい焼酎FUN!!独自の焼酎の味わい指標で選ぶ
焼酎は、香りや味わいが実に多彩なお酒です。
しかし「種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで当サイトでは、本格焼酎を4つのカテゴリーに分けて独自の指標を作りました。
自分に合った焼酎を見つける参考にしてみてください。
かるフル系:フルーティーで軽やかな飲み口の焼酎
かるフル系の焼酎は、果物のような華やかな香りと軽やかな飲み口が特徴です。
まるでフルーツを思わせる風味で、口当たりも柔らかく、すっきりと飲めるため、焼酎初心者やさっぱりとした味わいを好む方にぴったりです。
食事中にも合わせやすく、気軽に楽しめる焼酎です。
かるそざ系:軽やかな味わいで素材の旨みと香りを楽しめる焼酎
かるそざ系は、軽やかな口当たりでありながら、使用されている素材の風味をしっかりと感じられるのが特徴です。
芋焼酎なら芋の甘みや香り、麦焼酎なら香ばしさがふんわりと広がります。
素材の旨みを穏やかに味わいたい方にオススメで、日常の食卓にも馴染みやすい焼酎です。
おもそざ系:飲みごたえがあって、素材の味と個性を楽しめる焼酎
おもそざ系は、素材の個性がしっかりと表れた、飲みごたえのある焼酎です。
芋や麦などの原料の味わいが力強く、濃厚な風味を楽しめます。
焼酎好きの方や、しっかりとした飲み口を求める方に特に人気があります。
素材の奥深さを感じたいときや、じっくり味わいたい夜にぴったりです。
おもフル系:フルーティーだけど、ラムやウィスキーのような味わいを楽しめる焼酎
おもフル系は、フルーティーな香りとともに、ラム酒やウィスキーのような複雑な味わいが楽しめる焼酎です。
とくに樽で3年以上長期貯蔵・熟成させた焼酎は、樽の風味が加わることで、まろやかで深い味わいに仕上がります。
焼酎だけでなく洋酒も好きな方や、新しい味わいを探している方にオススメです。
焼酎は、種類や素材、熟成方法によってさまざまな顔を持つお酒です。
今回ご紹介した4つのカテゴリーを参考にしながら、自分に合った焼酎を探してみてください。
「美味しい焼酎FUN!!独自の焼酎の味わい指標」で絞込検索を使うことで、効率的に焼酎を探すことができます。
詳しくは「絞り込み検索機能の使い方」をご覧下さい。
同じ焼酎でも、ストレートや水割り、お湯割りなど、飲み方を変えるだけでまったく違った味わいに出会えることもあります。
焼酎の世界はとても奥深く、一度足を踏み入れたら新しい発見が次々と広がります。
自分好みの一杯を見つけて、焼酎の魅力を存分に味わってください。
2024年に飲んだ本格焼酎で最も印象に残った焼酎10選
2024年1月1日から12月29日までの間に実際に飲んでレビュー記事を公開した焼酎の中から、特に印象に残った10銘柄を選びました。
対象となる銘柄は、芋焼酎27銘柄、麦焼酎24銘柄、米焼酎22銘柄、そば焼酎14銘柄、黒糖焼酎17銘柄の合計104銘柄。
その中から、各素材ごとに厳選したとくにオススメの焼酎をご紹介します。
それぞれの銘柄は、素材の特徴を活かした個性豊かな魅力を持ち、焼酎ファンはもちろん、これから焼酎を試してみたい方にもぜひ一度味わっていただきたいものばかりです。
選ばれた銘柄が持つ奥深い味わいを、この機会にぜひお楽しみください。
2024年に印象に残った芋焼酎2選
【芋焼酎】田崎酒造「たなばた古酒」
鹿児島産の厳選されたサツマイモ「黄金千貫(コガネセンガン)」と白麹を使用し、伝統的な常圧蒸留で丁寧に醸してできた本格芋焼酎です。
この焼酎の特徴は、5年という長い期間をかけて貯蔵・熟成させたことで、古酒ならではのナッツのような熟成香が漂い、やわらかな口当たりと繊細な味わいが楽しめる逸品です。
ナッツのような香りとバランスの取れた味わいが魅力で、特別な一杯としてオススメです。
ぜひ、その熟成の深い味わいを堪能してみてください。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、芋焼酎 たなばた古酒のオススメの飲み方TOP3
3位:ストレート
2位:お湯割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、芋の素材の味わいと白麴仕込みの味わいを楽しめる「さつま白波」「白霧島」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を前述したような芋焼酎が好きな人に贈答品として贈るとしたら、七夕はシリーズ化しているので「薩摩 七夕」「薩摩 黒七夕」「たなばた無濾過」と一緒に、芋焼酎の七夕(たなばた)シリーズの飲み比べ4点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
芋焼酎 たなばた古酒をネットをネットショップで詳細を見る
たなばた 乙類25° 芋 古酒 720ml
楽天価格:¥ 1,467(2024年12月31日時点の楽天価格)
楽天評価:
たなばた 乙類25° 芋 古酒 1.8L
楽天価格:¥ 3,000(2024年12月31日時点の楽天価格)
楽天評価:
【芋焼酎】佐多宗二商店の「XX晴耕雨読 ジョイホワイト」
厳選された国内産の米と米麹と、焼酎造りのために開発されたさつま芋 ジョイホワイトを使用し、佐多宗二商店の伝統的な間接加熱蒸留法で醸造し、豊かな厚みと深みを持った酒質に仕上げた本格芋焼酎です。
この焼酎は「カメレオン焼酎」として紹介されるほど、飲み方によって多様な味わいを楽しめます。
さまざまな飲み方で異なる味わいが楽しめるため、どんなお料理とも合わせやすく、食中酒の新たなスタンダードとしての位置づけを目指しています。
飲み方によって変化する味わいが食事の時間を彩り、どんなシーンにも対応できるこの芋焼酎なので、さまざまな味わいをお楽しみください。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、芋焼酎 XX晴耕雨読 ジョイホワイトのオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、芋の素材の味わいを楽しめる芋焼酎の「さつま白波」が好きな人や、ライチのような味わいの「だいやめ~DAIYAME~」が好きな人、フルーティーな香りと味わいを楽しめるDEN-EN FLAVORシリーズや「小鶴 the Muscat」「小鶴 the Banana」が好きな人が飲んでも、飲み方によって味わいと香りが変わるので、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を芋焼酎ファンに贈答品として贈るとしたら、上質な芋の味わいを楽しめる芋焼酎の「吉助〈黒〉」独自のフルーティーな香りと味わいを楽しめる「克 無手勝流」と一緒に、飲み方によって香りと味わいの違いを楽しめる「ISAINA」と一緒に、芋焼酎のさまざまな味わいの違いを楽しめる芋焼酎の4点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
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晴耕雨読 乙類25゜ XX ジョイホワイト 芋 720ml
楽天価格:¥ 1,210(2024年12月31日時点の楽天価格)
晴耕雨読 乙類25゜ XX ジョイホワイト 芋 1.8L
楽天価格:¥ 1,980(2024年12月31日時点の楽天価格)
2024年に印象に残った麦焼酎2選
【麦焼酎】西吉田酒造の「つくし 白ラベル」
厳選されたオーストラリア産と日本産の麦および麦麹を使用し、伝統的な黒麹で造り上げたもろみを減圧蒸留で蒸留してできた本格麦焼酎です。
さらに、5年以上熟成した原酒を加えることで、柔らかな口当たりに仕上げた逸品です。
この焼酎は、白身魚のお刺身、塩焼きの焼き鳥、寄せ鍋など、あっさりとした食べ物と相性が抜群です。
軽やかな風味が食事を引き立ててくれます。
麦焼酎 つくし 白ラベルは、軽快でフルーティーな香りとキレの良さを楽しめます。
ぜひ、その上品な味わいをお試しください。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、麦焼酎 つくし 白ラベルのオススメの飲み方TOP3
3位:ストレート
2位:ロック
1位:ソーダ割り
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、すっきりした味わいの麦焼酎の「いいちこ」や、麦チョコのような味わいの麦焼酎の「特蒸泰明」が好きな人が、別の味わいの麦焼酎を試したいと思ったときに飲むと、中間ぐらいの味わいなので、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、麦焼酎のつくしはシリーズ化しているので、「つくし 黒ラベル」「全麹つくし」「焙煎麦焼酎つくし」と一緒に、麦焼酎つくしシリーズの味わいの違いを楽しめる飲み比べ4点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
麦焼酎 つくし 白ラベルをネットをネットショップで詳細を見る
本格麦焼酎つくし白ラベル 25度 720ml
酒造会社サイトの定価:¥1,452(税込)+酒造メーカーサイトは送料全国一律¥1,100
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本格麦焼酎つくし白ラベル 25度 1800ml
酒造会社サイトの定価:¥2,640(税込)+酒造メーカーサイトは送料全国一律¥1,100
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【麦焼酎】篠崎の「千年の眠り」
厳選した大麦と麦麴を使用して、原酒を常圧蒸留で2度蒸溜を行うことで、余計な雑味を取り除きクリアな香味に仕上げた本格麦焼酎です。
特徴は蒸留を行った後に、樫樽で4年以上長期貯蔵・熟成させることで、上品でマイルドな味わいに仕上げた逸品です。
「千年の眠り」という銘柄の由来は、蔵の近くに流れる九州一の大河筑後川の別称 千歳川にちなんで「悠久の流れのようにいつまでも呑んでいただける焼酎」という願いも込めて命名されたそうです。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、麦焼酎 千年の眠りのオススメの飲み方TOP3
3位:ソーダ割り
2位:お湯割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、普段食中酒として「田苑 金ラベル」を飲んでいる人や、「銀座のすずめ 琥珀」を好んで飲んでいる人は、この焼酎を飲んでも唸るほど、美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、長期貯蔵酒が好きな人や、前述したような上品な味わいと香りの長期貯蔵の麦焼酎が好きな人に、これ一本贈っても絶対に喜ばれると思いました。
麦焼酎 千年の眠りをネットをネットショップで詳細を見る
千年の眠り(麦)720ml
酒造会社サイトの定価:¥3,200(税込)+酒造メーカーサイトは送料は全国一律¥1,000
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2024年に印象に残った米焼酎2選
【米焼酎】大石酒造の「眠りから覚めた 極上十年」
米焼酎 眠りから覚めた 極上十年は、厳選された米、酒粕、米麹を使用し、伝統的な常圧で醸して造った本格米焼酎です。
この焼酎の特徴は、贅沢に使用されたしぼりきっていない純米吟醸の高級酒粕による、フルーティーな香りと切れ味の良い淡麗辛口な味わいです。
限定品ならではの特別な仕上がりで、米焼酎の旨味と柑橘系の爽やかな風味が絶妙に調和しています。
淡麗辛口ながらまろやかさも兼ね備えており、食事との相性も抜群。
料理に寄り添う美味しさを、ぜひ体験してみてください。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎 眠りから覚めた 極上十年のオススメの飲み方TOP3
3位:ストレート
2位:お湯割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、米本来の旨みを楽しめる米焼酎の「よかいち」や更に上質の米の旨みを楽しめる「石清水」が好きな人が、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したような米本来の旨みを楽しめる米焼酎が好きな人に贈答品として贈るとしたら、「きくいさみ」の「渡舟 純米焼酎 吟垂れ」と一緒に、米の旨みを楽しめる米焼酎の飲み比べ3点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
米焼酎 眠りから覚めた 極上十年をネットショップで詳細を見る
眠りから覚めた極上十年 720ml
Amazon価格:¥2,780 (2024年12月31日時点のAmazon価格)
眠りから覚めた極上十年25°1800ml
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【米焼酎】恒松酒造の「球磨拳」
この焼酎は国産米と国産米麹のみを使用し、減圧蒸留で醸し造った本格米焼酎です。
杜氏の前田氏が約40年の経験を活かし、吟醸酒用の黄麹菌と酵母で低温発酵させることで、果実のようなフルーティーな味わいを実現しました。
球磨拳の特徴は、米麹を通常の約2倍使用することで、より深みのある味わいが実現。
また、その独特な風味を保持するため、無濾過で瓶詰めされていて、原料の質の高さと製法へのこだわりが感じられます。
この焼酎の名前「球磨拳」は、球磨地方で酒宴時に行われる伝統的なジャンケンゲームから命名されています。
この名前は、地元熊本出身者にとっては懐かしい響きを持ち、地域の文化や伝統を感じさせる一因となっています。
「球磨拳」は、伝統と革新が融合した米焼酎であり、日本酒ファンや焼酎初心者にもオススメの一品です。
熊本の自然が育んだ贅沢な味わいを、ぜひ一度ご賞味ください。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎 球磨拳のオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、「繊月」「白岳しろ」のような、フルーティーな味わいの米焼酎が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したようなフルーティーな味わいの米焼酎が好きな人に贈答品として贈るとしたら、「球磨焼酎 花」「彩葉」と一緒に、フルーティーな味わいの球磨焼酎と米焼酎の飲み比べ3点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
米焼酎 球磨拳をネットをネットショップで詳細を見る
球磨拳 黄麹仕込 減圧蒸留 米焼酎 25度 720ml
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恒松酒造 球磨拳 無濾過 米焼酎 25度 1800ml
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Amazon評価:
2024年に印象に残った黒糖焼酎2選
奄美酒類の黒糖焼酎「古玄泉 三年貯蔵熟成」
厳選した黒糖と米麹を、米麹の割合を抑え黒糖を多く使用し、長寿の島である徳之島の自然水で仕込み、伝統的な常圧蒸留で醸してできた、数量限定の本格黒糖焼酎です。
特徴は、黒麹を使用することで生まれる独自の香りとすっきりした甘さとコク。
さらに、3年以上の長期貯蔵と熟成を経て、奥深い味わいが実現しました。
銘柄の「古玄泉」は、約1400年前から守り神として崇められている徳之島の神聖な泉に由来しています。
まろやかでスッキリとした飲み心地が特徴の味わいは、飲み飽きることなく、幅広い料理との相性が抜群です。
「黒糖焼酎 古玄泉 三年貯蔵熟成」は、手に取った瞬間から、その風味と歴史の奥深さを楽しめる一品です。
長期熟成の旨味を味わいたい方、幅広い料理とのマッチングを楽しみたい方に特にオススメです。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、黒糖焼酎 古玄泉 三年貯蔵熟成のオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、黒糖本来の味わいを楽しめる「朝日」「喜界島」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したような黒糖の味わいを楽しめる黒糖焼酎が好きな人に、「瑠璃色の空」「あまみ六調 黒ラベル」と一緒に、長期貯蔵した黒糖の素材の味わいを楽しめる黒糖焼酎の飲み比べセットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
黒糖焼酎 古玄泉 三年貯蔵熟成をネットショップで詳細を見る
【黒糖焼酎】古玄泉(ふるげんごーいじゅん) 三年熟成 720ml
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【黒糖焼酎】古玄泉(ふるげんごーいじゅん) 三年熟成 1800ml
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Amazon評価:
【黒糖焼酎】喜界島酒造の「喜界島 クレオパトラアイランド」
厳選された黒糖と米麹を原料に使用し、素材の風味を最大限に引き出すため常圧蒸留で丁寧に醸してできた本格黒糖焼酎です。
この焼酎は、長年にわたって磨き上げられた伝統的な技術、と四季の変化を感じさせる熟成過程を経て、高品質な一品に仕上がっています。
黒糖の芳醇な香りと爽やかな味わいが、特別なひとときを彩ります。
ぜひ、その黒糖本来の深い味わいを堪能してください。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、黒糖焼酎 喜界島 クレオパトラアイランドのオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、黒糖本来の味わいを楽しめる「朝日」や、すっきりした味わいの「れんと(Lento)」が好きな人も、個性が中間ぐらいの味わいだけど、上品な黒糖の味わいを楽しめるので、絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、黒糖焼酎が好きな人に、黒糖本来の濃厚な味わいを楽しめる「氣」、すっきりした味わいを楽しめる「ネリヤカナヤ」、熟成感ある上質な味わいを楽しめる「一村」一緒に、黒糖焼酎の味わいの違いを楽しめる飲み比べ4点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
黒糖焼酎 喜界島 クレオパトラアイランドをネットショップで詳細を見る
喜界島 乙類28° 黒糖 クレオパトラ 化粧箱入 720ml
楽天価格:¥1,580 (2024年12月31日時点の楽天価格)
2024年に印象に残ったそば焼酎2選
【そば焼酎】喜久水酒造の「二八」
原料は厳選した長野県産のそばと、米麹に使用する、麹米には長野県産の美山錦を使用。
名水百選のひとつの「猿庫の泉」の伏流水を仕込み水や割水に用いて、昔ながらの黒麹での仕込みと減圧蒸留により、上質で深みのある味わいに仕上げた本格そば焼酎です。
長野県原産地呼称制度委員会によって認定された焼酎で、生産者の顔が見える、信頼性の高い焼酎です。
銘柄名「二八」は、米麹とそばの割合が2対8であること、アルコール度数が28度であることに由来しています。
長野県の豊かな自然と伝統技術が織りなす「二八」を、ぜひ一度ご賞味ください。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、そば焼酎 二八のオススメの飲み方TOP3
3位:ストレート
2位:水割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、そば本来の素朴な風味と香りを楽しめる「博多の華 そば」を食中酒として好んで飲んでいる人は、この焼酎を飲んだら「旨い!」と唸るほど絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、そばの風味や香りを楽しめるそば焼酎が好きな人に、贈答品として贈るとしたら「天山戸隠」「珠玉」と一緒に、そばの風味と香りを楽しめるそば焼酎の飲み比べセットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
そば焼酎 二八をネットをネットショップで詳細を見る
本格焼酎 信州そば焼酎 二八
酒造会社サイトの定価:¥1,930(税込)+酒造メーカーサイトは送料¥836~
【そば焼酎】橘倉酒造の「菊秀 峠」
選び抜かれたそばと米麹を原料に、歴史ある橘倉が継承する伝統技術「もろみ取り」により造られた本格そば焼酎です。
この製法では、もろみを搾らずにそのまま蒸留することで、そば本来の豊かな風味と深い旨みを余すことなく引き出しています。
この焼酎の特徴は、米麹を除くすべてに全量そばを使用していて、そば独自の香りとコク、重厚な旨みを贅沢に味わえます。
それにより、個性が際立つ、こだわり抜かれた逸品の味わいに仕上がっています。
伝統と匠の技が織りなす、唯一無二のそば焼酎です。
その独特な香りと味わいを、ぜひ堪能してください。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、そば焼酎 菊秀 峠のオススメの飲み方TOP3
3位:ソーダ割り
2位:お湯割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、すっきりした味わいのそば焼酎ではなく、そばの風味を楽しめるそば焼酎の「帰山」全量そば焼酎の「十割」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したようなそばの風味を楽しめるそば焼酎が好きな人に、そばの風味を楽しめる峠シリーズの「峠」「峠 黒 長期熟成古酒ブレンド」と一緒に、そばの風味を楽しめる峠シリーズの飲み比べセットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
そば焼酎 菊秀 峠をネットをネットショップで詳細を見る
そば焼酎 峠 35° 720ml
酒造会社サイトの定価:¥2,310(税込)+酒造メーカーサイトは送料¥1100~
楽天評価:
本格焼酎に関してのよくある質問
Q、黒糖焼酎は奄美大島だけの特産品?
A、黒糖焼酎は奄美群島でのみ製造が許されている特別なお酒です。
戦後の復興期に、黒糖を使った焼酎の製造が提案され、政府は「米麹の使用」と「奄美群島での単式蒸留」という条件を定めて製造を認可しました。
そのため、黒糖焼酎は今でも奄美群島の特産品として守られています。
Q、焼酎のアルコール度数はどれくらい?
本格焼酎のアルコール度数は一般的に25度前後です。ただし、20度の低アルコール焼酎や40度以上の高アルコール焼酎もあります。
商品ごとに異なるため、購入する際はボトルのラベルを確認するのがおすすめです。
Q、焼酎は健康に良いの?
適量の焼酎は、健康に良い影響を与えることがあると言われています。
たとえば、焼酎に含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、老化防止に効果があるとされています。
また、糖質が少ないため、ダイエット中の方にも選ばれやすいお酒です。
ただし、飲みすぎは健康に悪影響を与えるため、適量を心がけましょう。
詳しくは「焼酎はカロリーが低く健康・美容効果が期待できる6つ理由」の記事を読んでみてください。
まとめ
本格焼酎は、日本が誇る伝統的な蒸留酒です。
その魅力は、素材や製法による豊かな多様性と奥深さにあります。
本記事のポイントを以下にまとめます。
- 麹の違いで変わる味わい
焼酎は「黄麹」「黒麹」「白麹」の3種類の麹を使い分け、それぞれ異なる香りや風味を楽しめます。 - 原料による個性
原料には芋、麦、米、そば、黒糖などがあり、それぞれの素材が持つ独特の味わいが焼酎に反映されます。 - 飲み方次第で広がる楽しみ方
ストレート、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割り、カクテルなど、飲み方を変えることで同じ焼酎でも異なる表情が楽しめます。
焼酎の味わいは幅広い軽やかでフルーティーなものから、しっかりとした飲みごたえのあるものまで、多彩な味わいが揃っています。 - 2024年に飲んだ本格焼酎で最も印象に残った焼酎10選
2024年1月1日から12月29日までの間に実際に飲んでレビュー記事を公開した焼酎の中から、特に印象に残った10銘柄を選びました。
焼酎は、麹や原料、製法、熟成方法によって大きく味わいが異なります。
さらに飲み方を工夫することで、同じ焼酎でも新たな魅力が見つかるでしょう。
はじめは飲みやすい軽やかな焼酎から試し、徐々に個性的なものにチャレンジするのもオススメです。
食事と合わせることで、焼酎の美味しさがさらに引き立ちます。
そして、焼酎を楽しむ際は、ぜひ製造地域の歴史や文化にも目を向けてみてください。
伝統と技術が詰まった焼酎を味わう時間が、よりいっそう特別なものになるはずです。
焼酎の世界はとても奥深く、探求するたびに新しい発見があります。
この記事をきっかけに、焼酎の魅力に触れ、自分だけのお気に入りの一本を見つけてください。
本格焼酎の多彩な味わいとともに、充実した時間をお過ごしください。