2021年5月8日にサイトを公開してから、焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子徹郎が実際に飲んできた本格焼酎は、累計476銘柄にのぼります。
その中でも2025年は、2025年1月1日から2025年12月28日までに飲み、記事として紹介した銘柄が合計104銘柄ありました。
内訳は、芋焼酎26銘柄(プレミア焼酎2銘柄)、麦焼酎24銘柄、米焼酎26銘柄、そば焼酎11銘柄、黒糖焼酎15銘柄、その他2銘柄です。
今回は、その104銘柄の中から「とくに印象に残った」と感じた焼酎を厳選しました。
基本となる各素材から10銘柄を選び、さらに別枠としてプレミア焼酎の芋焼酎2銘柄を加え、合計12銘柄をご紹介します。
芋焼酎はプレミア焼酎が含まれると印象が大きく偏りやすいため、あえて枠を分けて選定しました。
焼酎は、使われる麹の種類や原料、そして飲み方によって、香りや味わいが大きく変わる奥深いお酒です。
同じ芋焼酎でも、ロック・水割り・お湯割りで印象がまったく異なることも珍しくありません。
この記事では、そうした焼酎の違いや魅力をわかりやすく解説しながら、今飲んでほしいオススメの12銘柄をご紹介します。
「焼酎に興味はあるけれど、どれを選べばよいかわからない」と感じている方にも、無理なく楽しめる内容にしています。
味わいの特徴を知ることで、焼酎選びはもっと楽しくなります。
自分の好みに合う一杯を見つけるきっかけとして、ぜひ最後までご覧ください。
━ このページの目次 ━
麹で変わる味の違い

焼酎の味わいに大きな影響を与える要素の一つが「麹」です。
焼酎の味わいを左右する大きな要素の一つが「麹」です。
麹は、原料を発酵させるために欠かせない存在で、使われる種類によって香りや味わいが大きく変わります。
本格焼酎に使われる麹は、主に「黄麹」「黒麹」「白麹」の3種類です。
それぞれに明確な個性があり、焼酎の印象を決定づける重要な役割を担っています。
黄麹 ~華やかでフルーティーな味わい~
黄麹は、もともと日本酒造りで使われてきた麹です。
黄麹仕込みの焼酎は、まろやかでフルーティーな風味が特徴になります。
口当たりはやさしく、全体的に柔らかな印象です。
華やかな香りと果実を思わせる味わいは、焼酎に慣れていない方にも取り入れやすく、オススメしやすいタイプといえます。
黒麹 ~深みのあるコクと力強さ~
黒麹は、昔から焼酎造りに使われてきた伝統的な麹です。
黒麹を使った焼酎は、しっかりとしたコクと芳醇な香りが特徴になります。
発酵が安定しやすく、原料の持つ旨味や個性を力強く引き出します。
飲みごたえのある焼酎が好きな方には、とくに印象に残りやすい麹です。
白麹 ~すっきりとした爽やかな飲み口~
白麹は、現在もっとも多くの焼酎に使われている麹です。
白麹仕込みの焼酎は、すっきりとした味わいと爽やかな香りが楽しめます。
クセが少なく、軽やかでクリアな飲み口が特徴です。
食事と合わせやすく、多くの人に親しまれている理由もここにあります。
麹を知ると焼酎はもっと楽しくなる
このように、麹の種類によって焼酎の味わいは大きく変わります。
- 黄麹は、華やかでフルーティーな味わい。
- 黒麹は、深みのあるコクと力強さ。
- 白麹は、すっきり爽やかな飲み口。
自分の好みに合う麹を知ることで、焼酎の楽しみ方は一気に広がります。
次に焼酎を選ぶときは、ぜひ麹にも目を向けてみてください。
素材で変わる味の違い
本格焼酎の大きな魅力の一つは、原料となる素材によって味わいが大きく変わる点です。
芋、麦、米、そば、黒糖といった代表的な素材には、それぞれ異なる個性があります。
焼酎が好きな方なら、素材ごとの違いを飲み比べてみたくなるはずです。
ここでは、素材別の特徴をわかりやすく解説します。
芋焼酎 ~芳醇な香りと甘みが広がる~

芋焼酎は、サツマイモを原料として造られる焼酎です。
ふくよかな甘い香りと、コクのある味わいが大きな特徴といえます。
芋焼酎の個性を決める重要な要素が、サツマイモの品種です。
焼酎造りでよく使われる品種には、「ジョイホワイト」や「黄金千貫」があります。
「ジョイホワイト」は、クセが少なく、まろやかで飲みやすい仕上がりになります。
一方の「黄金千貫」は、芋らしい甘みと香りをしっかり感じられるのが魅力です。
さらに、「アヤムラサキ」や「ムラサキマサリ」といった紅芋品種を使うと、果実を思わせる華やかな香りが生まれます。
品種による違いがはっきりしている点も、芋焼酎ならではの楽しさです。
麦焼酎 ~香ばしさとすっきり感が魅力~

麦焼酎は、大麦を原料にした焼酎です。
香ばしい香りと、軽やかで飲みやすい口当たりが特徴になります。
麦焼酎には、味わいの方向性によって異なる魅力があります。
甘みを感じやすいタイプは、まろやかでクセが少なく、初めての方にも親しみやすい印象です。
一方で、辛口タイプは香ばしさと旨味が際立ち、飲みごたえがあります。
麦麹を使うことで、大麦本来の風味がより引き立つ点も特徴です。
幅広い飲み手に支持されている理由が、ここにあります。
米焼酎 ~上品ですっきりとした味わい~

米焼酎は、米を原料とした焼酎です。
すっきりとした飲み口と、上品な香りが特徴になります。
精米歩合や使用する米の種類によって、味わいに違いが生まれます。
甘口タイプは、やさしい甘みとフルーティーさがあり、飲みやすさが魅力です。
辛口タイプは、米の旨味がしっかり感じられ、キレのある後味が楽しめます。
落ち着いた味わいを好む方には、とくにオススメしやすい焼酎です。
そば焼酎 ~爽やかでやさしい飲み口~

そば焼酎は、そばを原料に使った焼酎です。
クセが少なく、すっきりとした味わいが特徴になります。
口当たりはやわらかく、ほんのりとした甘みが感じられます。
その中に、そばならではの香ばしさとコクが広がる点が魅力です。
あっさりとした仕上がりのため、食事との相性も良好です。
焼酎初心者から、そば好きの方まで楽しめる一本といえます。
黒糖焼酎 ~甘い香りとまろやかなコク~

黒糖焼酎は、黒糖を原料にした奄美群島の特産焼酎です。
甘い香りと、なめらかでまろやかなコクが特徴になります。
口に含むとやさしい甘みが広がりますが、後味は意外にもすっきりしています。
飲みやすさと個性をあわせ持つ点が、多くの人に支持される理由です。
食事と合わせやすく、ゆったりと楽しめる味わいも魅力といえます。
奄美群島ならではの風土が生み出す風味を、ぜひ一度味わってみてください。
蒸留方法によって変わる焼酎の味わい

本格焼酎には、大きく分けて「減圧蒸留」と「常圧蒸留」という2つの蒸留方法があります。
この違いを知ることで、焼酎の味わいがぐっとイメージしやすくなります。
結論から言うと、味の方向性はとてもシンプルです。
減圧蒸留は、すっきり軽やかで飲みやすい味わい。
常圧蒸留は、素材の個性がしっかり伝わる濃厚な味わい。
まずは、この違いを押さえておくと、焼酎選びが楽になります。
減圧蒸留 ~クセが少なく軽やかな飲み口~
減圧蒸留は、タンク内の空気を抜いて気圧を下げた状態で行う蒸留方法です。
気圧を下げることで、40度から50度ほどの低い温度でも蒸留ができます。
低温でやさしく蒸留するため、重たい成分や雑味が出にくくなります。
その結果、すっきりとしたクリアな味わいに仕上がります。
香りは控えめで、フルーティーな印象を感じる銘柄も多くあります。
クセが少ないため、焼酎初心者の方でも飲みやすいのが特徴です。
水割りやソーダ割り、ロックとの相性が良く、軽快に楽しめます。
「焼酎の香りが少し苦手」という方は、まず減圧蒸留から試すのがオススメです。
常圧蒸留 ~素材の個性をしっかり楽しめる味わい~
常圧蒸留は、私たちが普段生活しているのと同じ気圧で行う蒸留方法です。
お湯が100度近くで沸くのと同じように、90度から100度ほどの高温で蒸留します。
高温でしっかり蒸留することで、アルコールだけでなく、原料由来の香りや油分も一緒に引き出されます。
これが、コクや深み、飲みごたえにつながります。
芋焼酎や麦焼酎など、素材の風味をダイレクトに感じられるのが魅力です。
とくに芋焼酎は常圧蒸留が多く、芋の甘みや香ばしさを存分に楽しめます。
お湯割りにすると香りがふわっと広がり、焼酎らしさを強く感じられます。
素材の味をしっかり楽しみたい方には、常圧蒸留が向いています。
減圧蒸留と常圧蒸留は、どちらが良い悪いではなく、味わいの方向性の違いです。
焼酎のラベル裏には「減圧蒸留」「常圧蒸留」と書かれていることが多いので、選ぶ際の目安にしてみてください。
蒸留方法を意識するだけで、自分好みの焼酎に出会いやすくなります。
ぜひ次の一本選びに役立ててみてください。
飲み方によって変わる味わいの違い

焼酎の魅力は、飲み方を変えるだけで印象が大きく変わる点にあります。
同じ銘柄でも、温度や割り方によって香りや口当たりがまったく異なります。
季節や気分、食事に合わせて飲み方を選ぶことで、焼酎の楽しみはさらに広がります。
ここでは、代表的な6つの飲み方と、それぞれの特徴をご紹介します。
ストレート ~焼酎の個性をそのまま味わう~
ストレートは、焼酎を何も加えずにそのまま飲む方法です。
原料の風味や香りを、最もはっきり感じられる飲み方といえます。
芳醇な香りや奥行きのある味わいを持つ焼酎には、とくに相性が良い方法です。
室温、または軽く冷やした状態で、小さなグラスに注いで少量ずつ味わうのがポイントになります。
ロック ~冷たさとキレを楽しむ~
ロックは、氷を入れて焼酎を冷やす飲み方です。
冷たさによって口当たりが引き締まり、すっきりとした印象になります。
氷が少しずつ溶けることで、時間の経過とともに味わいが変化します。
大きめの氷を使うと薄まりにくく、香りやコクを保ちやすくなります。
暑い季節や、軽く一杯楽しみたいときに向いています。
水割り ~まろやかで飲みやすい一杯~
水割りは、焼酎に水を加えて飲む方法です。
アルコールの刺激が和らぎ、やさしい口当たりになります。
基本の割合は「焼酎6:水4」です。
軟水を使うことで、焼酎本来の風味を引き出しやすくなります。
芋焼酎や黒糖焼酎のように個性が強い銘柄も、水割りにすると穏やかな味わいになります。
ソーダ割り ~さっぱり爽快な飲み心地~
ソーダ割りは、炭酸水で割る飲み方です。
炭酸の刺激が香りを引き立て、軽快な飲み口になります。
定番の割合は「焼酎1:ソーダ水2」です。
食事と合わせやすく、夏場にも心地よく楽しめます。
焼酎が少し苦手と感じている方にも、試しやすい飲み方です。
お湯割り ~香りが広がる温かな味わい~
お湯割りは、焼酎にお湯を加えて楽しむ方法です。
香りが立ちやすく、体もゆっくり温まります。
お湯の温度は70度から80度が目安です。
熱すぎると風味が飛びやすいため、適温を意識しましょう。
寒い季節や、落ち着いた時間を過ごしたい夜に向いています。
麦焼酎や米焼酎との相性が良い点も特徴です。
カクテル ~自由な発想で楽しむ~
焼酎は、割り材を工夫することで幅広い味わいを楽しめます。
炭酸水や果汁を合わせることで、新しい表情が生まれます。
たとえば、焼酎と炭酸水にレモンを加えた一杯や、芋焼酎を甘みのある飲み物で割る方法も人気です。
焼酎初心者の方や、気軽に楽しみたい場面にも向いています。
より詳しい飲み方を知りたい方は、「焼酎の基本的な6つの飲み方」も参考にしてみてください。
美味しい焼酎FUN!!独自の焼酎の味わい指標で選ぶ

焼酎は、香りや味わいの幅がとても広いお酒です。
その一方で、「種類が多くて、どれを選べばよいかわからない」と感じる方も少なくありません。
そこで美味しい焼酎FUN!!では、本格焼酎を4つのタイプに分けた独自の味わい指標を作りました。
自分の好みに近い焼酎を見つけるための、目安として活用してみてください。
かるフル系 ~フルーティーで軽やかな飲み口~

かるフル系は、果物を思わせる華やかな香りと、軽やかな飲み口が特徴の焼酎です。
口当たりがやさしく、すっきりとした印象のため、初めて焼酎を飲む方にも向いています。
さっぱりとした味わいなので、食事中にも合わせやすいタイプです。
気軽に楽しめる一本を探している方に、ぴったりの指標といえます。
かるそざ系 ~素材の旨みと香りをやさしく楽しむ~

かるそざ系は、軽やかな口当たりの中に、素材本来の風味が感じられる焼酎です。
芋焼酎なら芋の甘み、麦焼酎なら香ばしさが、穏やかに広がります。
主張しすぎない味わいのため、毎日の食事とも合わせやすいのが魅力です。
素材の旨みを自然に楽しみたい方に、オススメしやすいタイプです。
おもそざ系 ~飲みごたえがあり、素材の個性を堪能~

おもそざ系は、原料の個性がはっきりと表れた、飲みごたえのある焼酎です。
芋や麦の味わいが力強く、濃厚な風味をしっかり感じられます。
焼酎好きの方や、満足感のある一杯を求める方に人気があります。
じっくりと腰を据えて味わいたい夜に、ぴったりのタイプです。
おもフル系 ~フルーティーで奥行きのある味わい~

おもフル系は、フルーティーな香りに加えて、複雑で深みのある味わいが楽しめる焼酎です。
樽で3年以上熟成された焼酎では、樽由来の香りが重なり、まろやかな仕上がりになります。
洋酒のようなニュアンスを感じられるため、焼酎だけでなく幅広いお酒を楽しむ方にも好まれます。
新しい味わいに出会いたい方には、とくに印象に残りやすい指標です。
味わい指標を使って、自分好みの一本を見つける
焼酎は、素材や造り、熟成方法によって表情が大きく変わります。
今回ご紹介した4つの味わい指標を参考にすることで、選びやすさがぐっと高まります。
「美味しい焼酎FUN!!独自の焼酎の味わい指標」を使った絞り込み検索を活用すれば、効率よく焼酎を探せます。
詳しい使い方は、「絞り込み検索機能の使い方」をご覧ください。
同じ焼酎でも、ストレートや水割り、お湯割りなど、飲み方を変えることで印象が変わることもあります。
焼酎の世界は奥深く、知るほどに新しい発見があります。
ぜひ、自分好みの一杯を見つけて、焼酎の魅力を存分に楽しんでください。
2025年に飲んだ本格焼酎で最も印象に残った焼酎12選
2025年1月1日から12月28日までの間に、実際に飲んでレビュー記事を公開した本格焼酎は合計104銘柄です。
内訳は、芋焼酎26銘柄(プレミア焼酎2銘柄)、麦焼酎24銘柄、米焼酎26銘柄、そば焼酎11銘柄、黒糖焼酎15銘柄、その他2銘柄です。
今回は、その104銘柄の中から、とくに印象に残った焼酎を各素材ごとに厳選し、12銘柄を選びました。
どの銘柄も、素材の持ち味をしっかりと活かした個性があり、飲むたびに新しい発見があるものばかりです。
焼酎が好きな方はもちろん、これから焼酎を楽しみたいと考えている方にも、ぜひ一度味わっていただきたい銘柄を揃えました。
それぞれが持つ奥深い味わいを、この機会にじっくりと楽しんでみてください。
2025年に印象に残った芋焼酎2選
【芋焼酎】恒松酒造本店の「吟王道」

球磨地方で契約栽培されたサツマイモ(黄金千貫)を使用し、収穫後すぐに仕込み、昔ながらの常圧蒸留で丁寧に醸された本格芋焼酎です。
最大の特徴は、吟醸酒に用いられる黄麹菌(ハイ・G)を使用した独自の仕込み方法。
一次仕込みに黄麹を使用し、さらに二次仕込みでも吟醸黄麹を添え麹として加える製法により、
芋焼酎でありながら華やかでフルーティーな香りと、自然な甘みを実現しています。
また、原料の個性と香りを最大限に引き出すため、無濾過で瓶詰めされていて、黄麹の力でフルーティーかつ軽やかに進化した新感覚の芋焼酎。
芋焼酎の重厚さが苦手な方にもおすすめできる、華やかで飲みやすい一本です。
焼酎の新しい魅力を発見したい方に、ぜひ一度お試しいただきたい逸品です。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、芋焼酎 吟王道のオススメの飲み方TOP3
3位:ストレート
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、芋の本来の味わいをすっきり楽しめる芋焼酎の「白霧島」「さつま無双 白ラベル」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したような芋焼酎が好きな人に、「たなばた無濾過」「心水」と一緒に、無濾過で上質な味わいを楽しめる芋焼酎の飲み比べ3点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
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吟王道 黄麹仕込み 無濾過 芋焼酎 25度 1800ml (王道楽土)
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【芋焼酎】櫻の郷酒造の「甕の極み」

厳選されたさつま芋と米麹を原料に、焼酎原酒を大甕(おおがめ)で5年以上かけてじっくり熟成させて仕上げた本格芋焼酎です。
製造元の櫻の郷酒造は、国内でも最大級となる約5,500基もの大甕を保有。
この大甕の呼吸作用により、焼酎はゆっくりと酸素と触れ合いながら熟成され、原料の旨味が深まり、まろやかで繊細な味わいへと昇華していきます。
また、甕で造られる際に発生する遠赤外線の効果が焼酎の味をやわらかくし、甕の内側にある微細な気孔が焼酎の“呼吸”を促すことで、じっくりと熟成が進むという独自の製法も大きな特長です。
伝統の甕熟成が育む、まろやかで芳醇な味わいを堪能できる芋焼酎。
焼酎通の方にはもちろん、ワンランク上の焼酎を楽しみたい方にもぴったりの逸品です。
ぜひ、甕が引き出した極上の口あたりを、じっくりと味わってみてください。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、芋焼酎 甕の極のオススメの飲み方TOP3
3位:ソーダ割り
2位:お湯割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、芋本来の味わいと香りをすっきりした味わいで楽しめる「さつま白波」「白霧島」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したような芋本来の味わいを楽しめる芋焼酎が好きな人に、芋焼酎の長期貯蔵酒の「たなばた古酒」「一刻者〈長期貯蔵〉」と一緒に、長期貯蔵酒で上質な味わいを楽しめる芋焼酎の飲み比べ3点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
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2025年に印象に残った麦焼酎2選
【麦焼酎】光酒造の「博多小女郎 吟醸磨き」

厳選した国産麦と麦麹を使用し、減圧蒸留によってすっきりとした飲み口に仕上げた本格麦焼酎です。
最大の特徴は、原料となる国産麦を50%まで丁寧に磨き上げる吟醸仕込み。
米のように“磨く”という工程を取り入れることで、麦の雑味を取り除き、よりクリアで上品な味わいを実現しています。
その結果、口に含むとふわりと広がる華やかな吟醸香と、のど越し爽やかなキレのある味わいが際立つ、食事に寄り添う上質な麦焼酎となっています。
発売から30年以上の歴史を持ち、福岡県酒類鑑評会で金賞を受賞した実績もある、信頼と実力を兼ね備えた一本です。
特に、お寿司やお刺身など、繊細な和食との相性は抜群で、食中酒としても高い評価を得ています。
透明感のある香りと味わいをぜひ、大切な食事とともに楽しんでみてください。
和の料理との相性の良さを、きっと実感していただけるはずです。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、麦焼酎 博多小女郎 吟醸磨きのオススメの飲み方TOP3
3位:ストレート
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、すっきりした味わいの麦焼酎の「いいちこ」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じる思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したような麦焼酎が好きな人に、「山紫水明」「銀座のすずめ 白麹」と一緒に、すっきりした味わいで上質な味わいを楽しめる麦焼酎の、飲み比べ3点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
麦焼酎 博多小女郎 吟醸磨きをネットをネットショップで詳細を見る
博多小女郎(はかたこじょろう) 吟醸磨き 25度 720ml(1本/箱入)〔本格麦焼酎〕
酒造会社サイトの定価:¥1,595(税込)+酒造メーカーサイトは送料¥820~
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博多小女郎 吟醸磨き 25度1800ml(1本)〔本格麦焼酎〕
酒造会社サイトの定価:¥2,640(税込)+酒造メーカーサイトは送料¥820~
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【麦焼酎】福田酒造の「南蛮渡来の秘蔵酎 かぴたん」

厳選された国産麦と麦麹を使用し、もろみを独自の製法で発酵させたのち、天然広葉樹林の原生林から湧き出る良質な水を仕込み水に用い、昔ながらの常圧蒸留で造った本格麦焼酎です。
最大の特徴は、樫樽で5年間にわたりじっくりと熟成・貯蔵されたことにより生まれる、芳醇で香ばしい香りと深みのあるコク。
さらに、冷却濾過製法を採用することで、麦本来の旨みとコクを逃さず、滑らかで雑味のない味わいに仕上げています。
ウイスキーのような風味を麦焼酎で表現した、まさに“秘蔵酎”の名にふさわしい逸品です。
「麦焼酎 南蛮渡来の秘蔵酎 かぴたん」は、焼酎とウイスキーの魅力を併せ持つ、贅沢な長期熟成麦焼酎。
大人の嗜みとしてじっくりと味わいたい、重厚感と華やかさを兼ね備えた上質な味わいを、ぜひ一度お楽しみください。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、麦焼酎 南蛮渡来の秘蔵酎 かぴたんのオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、麦チョコのような味わいの麦焼酎の「兼八」「黒騎士」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したようなチョコのような味わいの麦焼酎が好きな人に、「こふくろう」「博多小女郎 黒化粧瓶」と一緒に、チョコのようなコクある味わいを楽しめる、麦焼酎の飲み比べ3点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
麦焼酎 南蛮渡来の秘蔵酎 かぴたんをネットをネットショップで詳細を見る
カピタン 乙類25°麦 箱入 720ml
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カピタン 乙類25°麦 箱入1800ml
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2025年に印象に残った米焼酎2選
【米焼酎】大石酒造の「礼世奈」

日本三大急流・球磨川の源流が流れる熊本県水上村の清らかな水と、厳選された国産米を使用して造った本格米焼酎です。
減圧蒸留を採用することで、クセのないすっきりとした味わいに仕上げられています。
最大の特徴は、熊本県酒造研究所が開発した新酵母「KF7酵母」を使用している点。
この酵母によって、まるでりんごのような華やかな香りと自然な甘みが引き立ち、これまでの米焼酎にはなかったフルーティーな一面を楽しめるのが魅力です。
「礼世奈」という名前は、蔵元のご子女のお名前に由来しており、焼酎を“自分の子どものように大切に育てた”想いが込められた一本。
手間と愛情を惜しまずに仕上げられた、まさに心で味わう米焼酎です。
米のやさしさと、りんごのような華やかさが一体となった「礼世奈」。
その名のとおり、大切な人に贈りたくなる、想いのこもった焼酎です。
今夜はゆったりと、香りに癒やされながら、礼世奈とともに上質なひとときを。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎 礼世奈のオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、フルーティーな味わいの米焼酎の「白岳」「繊月」が好きな人や、DEN-EN FLAVOR系の芋焼酎が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したような焼酎が好きな人に、「球磨拳」「天吹 吟醸粕取り焼酎」と一緒に、上品でフルーティーで華やかな味わいの違いを楽しめる、この焼酎の飲み比べ3点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
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【米焼酎】白菊酒造の「DAN 十年古酒」

厳選した国産米と米麹を使用し、造り酒屋ならではの伝統技法で仕上げられた本格米焼酎です。
10年以上の長期貯蔵によって深い旨みと香りを引き出し、まろやかで奥行きのある味わいに仕上げられています。
特徴は、貯蔵10年以上の米焼酎原酒の中から、香味の優れたものだけを厳選して瓶詰めしている点。
その手間ひまのかかった工程が、他にはない上質な風味を生み出しています。
さらに、岡山県立大学デザイン学部とのコラボレーションによって誕生したラベルデザインも魅力のひとつ。
外箱も同じデザインが施されており、高級感と温もりを感じさせる佇まいは、贈答品としても非常に人気です。
時を重ねて磨かれた味わいが、心まで満たす。
静かな夜、グラスを傾けながら「DAN 十年古酒」とともに、ゆっくりと大人の時間を愉しんでみませんか?
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、米焼酎 DAN 十年古酒のオススメの飲み方TOP3
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こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、長期貯蔵の米焼酎の「金しろ」「たる繊月」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、長期貯蔵の焼酎が好きな人に、「眠りから覚めた 極上十年」「月夜にこい」と一緒に、米焼酎の上質な古酒の味わい違いを堪能できる米焼酎の飲み比べ3点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
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大典白菊 米焼酎 DAN(談)10年古酒(720mL)
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2025年に印象に残った黒糖焼酎2選
【黒糖焼酎】弥生焼酎醸造所の「弥生ゴールド」

厳選した国内製造の黒糖と米麹を使用して、伝統的な常圧蒸留で醸して造った本格黒糖焼酎です。
最大の特徴は、樫樽(オーク樽)で3〜5年もの長期熟成を経ていること。
その結果、通常の黒糖焼酎にはない芳醇な香りと、まるでブランデーやラムを思わせる深みあるコクとまろやかさを実現しています。
奄美では“ラム酒のような黒糖焼酎”とも称され、輝く琥珀色の美しい見た目とともに、贅沢なひとときを演出してくれる逸品。
弥生焼酎醸造所が誇る、最高級グレードの黒糖焼酎です。
特別な日に、特別な一杯を楽しみたいあなたへ。
奄美が誇る至高の黒糖焼酎を、どうぞご堪能ください。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、黒糖焼酎 弥生ゴールドのオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、黒糖焼酎の長期貯蔵酒の「まんこい」「高倉」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したような長期貯蔵の黒糖焼酎が好きな人に、「奄美 夢幻」「瑠璃色の空」と一緒に、長期貯蔵だけど味わいの違いを楽しめる黒糖焼酎の飲み比べセットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
黒糖焼酎 弥生ゴールドをネットショップで詳細を見る
弥生ゴールド
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【黒糖焼酎】奄美酒類の「ブラック奄美」

厳選した黒糖と米麹を使用し、伝統的な常圧蒸留によって素材の風味を最大限に引き出した本格黒糖焼酎です。
最大の特徴は、5つの蔵元が手掛ける原酒を絶妙にブレンドし、3年以上の長期熟成を経て完成させている点にあります。
さらに、樫樽での貯蔵熟成によって独特の香りとまろやかな味わいが生まれ、黒糖焼酎ならではの深いコクと調和が楽しめる逸品です。
黒糖の豊かな甘みと樫樽熟成によるまろやかさが融合した贅沢な黒糖焼酎です。
焼酎通はもちろん、甘みと香りを楽しみたい方にもぴったりの一杯。
ぜひその深い味わいと上質な余韻を一度ご堪能ください。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、黒糖焼酎 ブラック奄美のオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
黒糖焼酎 ブラック奄美をネットショップで詳細を見る
ブラック奄美(40度)
酒造会社サイトの定価:¥2,860(税込)+酒造メーカーサイトは送料¥629~
楽天評価:![]()
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2025年に印象に残ったそば焼酎2選
【そば焼酎】桜うづまき酒造の「道後」

厳選したそばと、国産米で造った米麹を使用し、丁寧に仕込んで造った本格そば焼酎です。
限定醸造ならではの繊細な味のバランスが魅力で、軽やかで飲みやすい口当たりに仕上がっています。
芋焼酎や麦焼酎と比べてクセが少なく、やわらかく穏やかな風味が特徴。
食事と合わせやすい万能な味わいで、和食を中心にさまざまな料理との相性も抜群です。
クセの少ないそば焼酎を探している方や、毎日の食卓に寄り添う一本を求めている方にオススメです。
ぜひ、料理と一緒にその優しい味わいをご堪能ください。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、そば焼酎 道後のオススメの飲み方TOP3
3位:ストレート
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、すっきりした味わいのそば焼酎の「雲海」「そば天照」が好きな人は、この焼酎を飲んでも絶対に美味しいと感じると思います。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、前述したようなそば焼酎が好きな人に「神楽の舞」「金砂郷」と一緒に、すっきりした味わいだけどちょっと芳醇さも感じるそば焼酎の、飲み比べ3点セットとして贈ると、絶対に喜ばれると思いました。
そば焼酎 道後をネットをネットショップで詳細を見る
瀬戸内そば焼酎【長期熟成】【道後】25度 900ml
楽天価格:¥ 1,485(2025年12月31日時点の楽天価格)

【そば焼酎】梅津酒造の「わったいな」

「そば焼酎 わったいな」は、厳選した鹿野そば・米・清酒粕というこだわりの原料を使い、伝統的な常圧蒸留で醸し無濾過で造った本格そば焼酎です。
2年もの歳月をかけて丁寧に発酵・熟成させたることで深みある味わいがに仕上げた逸品です。
名前の「わったいな」は、鳥取県鹿野町の方言で“驚いた!”という意味。
「思わず“わったいな”と声が出るほどの美味しさで、地元を元気にしたい」という願いがこの名に込められています。
一口飲めば、地元の風土と人の手間ひまが感じられる。
そばの香ばしさとまろやかさが優しく広がる、そんな一杯。
驚きとやさしさに満ちた「わったいな」を、ぜひあなたの晩酌に加えてみてください。
焼酎ソムリエ/焼酎焼酎コンシェルジュの金子が決めた、そば焼酎 わったいなのオススメの飲み方TOP3
3位:お湯割り
2位:水割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
そば焼酎 わったいなをネットショップで詳細を見る
そば焼酎 わったいな 鳥取 焼酎
楽天価格:¥1,781(2025年12月31日時点の楽天価格)

2025年に印象に残ったプレミア焼酎2選
【芋焼酎】村尾酒造の「村尾」

本格芋焼酎の中でも、とくに名高い存在として知られるのが「村尾」です。
プレミアム芋焼酎として有名な「森伊蔵」「魔王」と並び称されることから、その名を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
原料には、鹿児島県産のサツマイモである黄金千貫と白豊芋を使用しています。
芋の甘みがしっかり感じられながら、後口はさっぱりと軽やかで、多くの焼酎愛好家から高い評価を得ています。
仕込みには、深い緑に囲まれた山々から湧き出る伏流水を使用し、甕壷でじっくり発酵させています。
昔ながらの製法に独自の工夫を加えることで、「村尾」ならではの奥行きのある味わいを生み出しています。
芋の旨みとやさしい香り、そして澄んだ飲み心地が調和した、まさに極上の一本です。
芋焼酎の魅力を深く知りたい方にも、最初の一杯として選びたい方にも、自信を持ってオススメできる銘柄です。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、芋焼酎 村尾のオススメの飲み方TOP3
3位:ストレート
2位:ソーダ割り
1位:ロック
こんな人にオススメ
芋焼酎 村尾をネットをネットショップで詳細を見る
村尾 芋 25度 750ml (ANAラベル)箱入 (村尾)(鹿児島)
ANA定価:¥4,000
楽天評価:![]()
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村尾酒造 村尾 (むらお) 25度 1800ml 1800ml
定価:¥2,986(税込)
楽天評価:![]()
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※写真はANAラベルです。
【芋焼酎】森伊蔵酒造の「森伊蔵」

「森伊蔵」は、手に入れることがむずかしいことで知られる本格芋焼酎です。
とくに「魔王」「村尾」と並び称される存在で、いわゆる3Mの中でも人気が高く、入手のしづらさは群を抜いています。
そのため、720mlでも1万円を超える価格で取引されることもあり、その希少さと評価の高さがうかがえます。
使用している原料は、鹿児島県産の最高品質のサツマイモである黄金千貫と、福井産のコシヒカリを使った米麹です。
明治18年創業の森伊蔵酒造が、昔ながらの手作業を大切にし、量よりも質を重んじる姿勢で造り続けています。
手間のかかるかめ壺仕込みを採用し、少量生産を守りながら、一本一本を丁寧に造り上げています。
大量生産に走らず、品質を最優先にした姿勢が、森伊蔵ならではの深い味わいを生み出しています。
希少性の高さだけではなく、その味わいに心をつかまれる人が多いのも特徴です。
芋焼酎の魅力を知りたい方にとって、ぜひ一度味わってみたい一本です。
焼酎ソムリエ/焼酎コンシェルジュの金子が決めた、芋焼酎 森伊蔵のオススメの飲み方TOP3
3位:ソーダ割り
2位:ロック
1位:ストレート
こんな人にオススメ
今回この焼酎を飲んで欲しい人は、芋のフルーティーな味わいを楽しめる「富乃宝山」芋本来の素材の味わいを楽しめる「さつま白波」王道の黒麹仕込みの芋焼酎の味わいを楽しめる「黒霧島」など、すべての芋焼酎ファンは、この焼酎は人生で一度は飲んだ方が良いと思うほど格別な味わいでした。
この焼酎を贈答品として贈るとしたら、本格焼酎が好きな人にプレミアム芋焼酎でフルーティーな味わいの「魔王」、芋の洗練された味わい堪能できる「村尾」と一緒に、プレミアム芋焼酎の3Mの飲み比べ3点セットとして特別な日に贈ると、絶対に魂を込めて喜ばれると思いました。
芋焼酎 森伊蔵をネットをネットショップで詳細を見る
森伊蔵 720ml
酒造会社サイトの定価:¥2,860(税込)
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森伊蔵 1,800ml
酒造会社サイトの定価:¥3,170(税込)
楽天評価:![]()
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本格焼酎に関してのよくある質問
Q1. 「本格焼酎」とは何ですか?
本格焼酎とは、焼酎乙類(単式蒸留焼酎)のうち、伝統的な単式蒸留で造られた焼酎を指します。
定められた原料と麹を使用し、水以外のものを加えずに造られているのが特徴です。
原料本来の香りや味わいが残りやすく、米・麦・芋・黒糖など、それぞれの素材の個性を楽しめます。
Q2. 甲類焼酎との違いは何ですか?
本格焼酎(乙類)は、単式蒸留を1回行う製法で造られます。
そのため、原料由来の香りや味わいがしっかりと感じられる酒質になります。
一方、甲類焼酎は連続式蒸留で何度も蒸留されるため、クセが少なく、すっきりとした味わいが特徴です。
Q3. 本格焼酎に賞味期限はありますか?
本格焼酎は蒸留酒のため、法律上、賞味期限や消費期限の表示義務はありません。
基本的に、未開栓であれば長期間保存が可能なお酒です。
Q4. 保存方法で気をつけることは?
直射日光を避け、温度変化の少ない冷暗所に立てて保管するのが基本です。
高温や日光に当たると、風味の劣化や色の変化につながることがあります。
開栓後も、できるだけ涼しい場所で保管し、品質を保つために早めに飲み切るのがオススメです。
Q5. 焼酎は健康に良いお酒ですか?
適量であれば、焼酎は比較的取り入れやすいお酒といわれています。
糖質が少ない点から、食事との相性を考えて選ばれることもあります。
ただし、飲みすぎは体に負担をかける原因になります。
どんなお酒でも、適量を心がけて楽しむことが大切です。
より詳しく知りたい方は、「焼酎はカロリーが低く健康・美容効果が期待できる6つ理由」の記事も参考にしてみてください。
まとめ
本格焼酎は、日本が誇る伝統的な蒸留酒です。
その魅力は、素材や製法による豊かな多様性と奥深さにあります。
本記事のポイントを以下にまとめます。
- 麹の違いで変わる味わい
焼酎は「黄麹」「黒麹」「白麹」の3種類の麹を使い分け、それぞれ異なる香りや風味を楽しめます。 - 原料による個性
原料には芋、麦、米、そば、黒糖などがあり、それぞれの素材が持つ独特の味わいが焼酎に反映されます。 - 飲み方次第で広がる楽しみ方
ストレート、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割り、カクテルなど、飲み方を変えることで同じ焼酎でも異なる表情が楽しめます。
焼酎の味わいは幅広い軽やかでフルーティーなものから、しっかりとした飲みごたえのあるものまで、多彩な味わいが揃っています。 - 2025年に飲んだ本格焼酎で最も印象に残った焼酎12選
2025年1月1日から12月28日までの間に実際に飲んでレビュー記事を公開した焼酎の中から、とくに印象に残った12銘柄を選びました。
焼酎は、麹や原料、製法、熟成方法によって大きく味わいが異なります。
さらに飲み方を工夫することで、同じ焼酎でも新たな魅力が見つかるでしょう。
はじめは飲みやすい軽やかな焼酎から試し、徐々に個性的なものにチャレンジするのもオススメです。
食事と合わせることで、焼酎の美味しさがさらに引き立ちます。
そして、焼酎を楽しむ際は、ぜひ製造地域の歴史や文化にも目を向けてみてください。
伝統と技術が詰まった焼酎を味わう時間が、よりいっそう特別なものになるはずです。
焼酎の世界はとても奥深く、探求するたびに新しい発見があります。
この記事をきっかけに、焼酎の魅力に触れ、自分だけのお気に入りの一本を見つけてください。
本格焼酎の多彩な味わいとともに、充実した時間をお過ごしください。


































